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もう失敗しない! 正しい弦高さ調整。

激鉄設定

記事公開日: 2009年9月19日 / 最終更新日: 2014年4月15日

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ギターは弾いてなんぼ、ということで弾きっぱなしになってませんか。
「どうにもこのギター弾き難くて・・・。」と思ってませんか。
連休ですし、まずはギターの調整をしっかりやってみましょう。
もう迷わない、失敗しない調整方法をお教えします。
弦の高さを最適に調整してみましょう。
弦の高さによって弾き易さは変わってきますが、
「ベター」な状態に合わせてみましょう。
1.12フレット、もしくは14フレットの弦の高さを測ります。
2.1弦で1.5mm~1.7mmに、6弦で2.0mm程度になるよう調整します。
necka.gif
あくまで「全てのフレットでベターな音を」ということになりますから、
すごく弾きにくい、と思ったらもう少し低くしてもいいでしょう。
また指板のアールによっても若干調整が異なってきます。
ある程度の弦の高さをキープしないと、どうしても「詰まる」もしくは、
サスティンが伸びないポイントが絶対に発生します。
上記の「ベター」な設定で弦がビビルならネックの状態や、
ピッキングの「まずさ」を疑っていいと思います。
次はネックの状態がベストかどうかを見ていきましょう。
1.弦を張り、Eのレギュラーチューニングをする。
2.1弦1フレットを押さえたまま、そのギターの最高フレットを押さえる(22Fなら22Fを押さえる)
3.この状態で8フレットの弦高を0.3mm~0.5mmになっているのを確認。
neckc.gif
4.弦の高さがこの高さになるよう「やや順反り」にネックを調整します。
5.トラスロッドを「しめ込む」とネックは逆反りに、「緩める」と順反りになります。
neckb.gif
次にハーモニクスの調整を行いましょう。
1.12フレットを押さえた時の実音と、12フレットのハーモニクス音を出します。
2.ハーモニクス音を基準として、実音が低ければブリッジをヘッド側へ。
3.ハーモニクス音を基準として、実音が高ければブリッジを反対側へ。
お次はピックアップの高さ調整です。
これは好みにもよりますが、弦との高さが3mm~5mmくらい。
余裕をもって調整しましょう。
ポールピース(ピックアップの音を拾う丸い部分)の調整はマイナスドライバー・六角レンチ。
ピックアップ自体の高さはプラスドライバーで調整することが一般的です。
ピックアップと弦が近いほど音量は大きく、歪みも増しますが、
サスティンの現象や、音のビビリの原因、音ぐもりの原因になります。
ピックアップと弦を遠ざけるほど、クリアでサスティンへの悪影響もなくなり、
歪み成分も少なくなりますが、パンチの無い高音のかけた音になります。
基本、私の場合は最初に覚えた「Ibanez式」を採用しています。
コレがいいか悪いかは別として、一つの方法として覚えておくとよいでしょう。
IbanezサイトでPDFで閲覧できますから、印刷しておくといいのではないでしょうか。

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