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Digitech RP155サウンドレポート。

激鉄機材

記事公開日: 2009年9月1日 / 最終更新日: 2014年4月15日

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そもそも自宅練習や、夜間練習などで大きい音を出せない場合を考慮して、
今回導入したのがRP155というわけです。
なので、ヘッドフォンを使用してのレポート。
ヘッドフォンを使う場合はMIXER/AMPスイッチは押し込みます。
早速プリセットを試してみます。
なんというか、ギター本体の個性は「ほぼ」出ません。
どんなギターで弾いてもそれなりの音が出る感じ。
ピックアップシュミレターがあるので、シングルコイルでもハムバッカーに、
ハムバッカーでもシングルコイルのようなサウンドが楽しめます。
POD X3と違い、歪みサウンドにアナログっぽさは無いので、
このあたりが嫌いな人はV-AMPあたりをオススメします。
気にならない人は気にならないレベルですし、ラインアウトからコンポにつなぐと、
デジ臭さは若干薄れる気がします。
クリーントーンのプリセットは結構いいです。
モジュレーション関係もいいですね。
「マルチ」ですから、PODのような「アンプシュミ」をメインとしたものとは感じが違います。
ピッチシフターのハーモニーは予想以上に秀逸。
細かく設定でき、追従性も合格点。
和音コードも結構使える印象。
本体での設定は非常にやりにくいのでライブラリアンソフトでいじるのがいいですね。
ディスプレイが2桁液晶なので、現場ですぐに、というのは難しいです。
X-Editを使うと、イコライザーのフリケンシーも触れるのでオススメ。
特にノイズゲートは本体だけでいじるとどうもニュアンスが不自然になりがち。
激歪みサウンドではノイズゲートの設定が肝です。
ZOOM G2なんかと比較すると、こちらの方はガンガン歪ませても、
あまりコモリはないですが、デジタルチックに。
まぁ、実際デジタルなので・・・。
パッチ切り替えでの音切れは仕方の無いポイントでしょうか。
それでも「やたら不自然」な感じではありません。
パッチごとの音量さや、使うエフェクトなどで結構解消できます。
それでも曲間でガンガン切り替えるような人には向かないかも・・・。
ヘッドフォンの質、も音の感じがだいぶ変わります。
普通のポータブルオーディオ用ヘッドフォンではカリカリした音に、
ちょっといいヘッドフォンを使うと、低音までキッチリ出る感じ。
このあたりはヘッドフォン選びに左右されますから、
「音楽的」なヘッドフォンを使うといいかもしれません。
フラットな特性のヘッドフォンだともっと感じが変わりそうです。
コンポを通した音もわりとイイ感じですから、一度試してみては?
ハイゲインサウンドに「リアルさ」を求めるならこの価格帯では無理でしょうね~。
POD X3と比べるとアレですが、充分使えるレベル。
音抜けなんかもエディタで触ればかなりいい具合になります。
プリセットはもうちょっとがんばって欲しかったところです。
JCM800のモデリングにODかませると結構雰囲気出てます。
こういうアンプモデリングはRectoはやっぱりイマイチですね。
MESAのDurlRecto実際に使っていましたが、
やっぱり近いニュアンスにはなるものの、結局別物。
それよりもDigitech独自のアンプモデル「SOLO」が使えますね。
SOLOキャビとあわせるとゴリゴリしたメタルな音です。
ドラムマシンも試してみましたが、結構リアルで驚きました。
最近のマルチ内蔵のドラムマシンは力が入っているんですかね。
ドラムパターン・テンポなど設定できるので、自宅練習だけでなく、
バンド練習でドラムが欠員、なんてときもいけそうです。
早速うちのバンドでも次回から使ってみようと思いますので、
詳しくはまた後日。
ドラムバリエーションも豊富なので、自宅練習からサンプル音源録音まで、
なかなかイイ感じに使えそうです。
ただ、ルーパーとの同時使用は出来ないので、
このあたりは妥協、というか仕方ないですね。
せっかくワーミーが入っているのでRP255あたりをいけばよかったかな?
とも思いつつ、予算1万円以内では充分満足できるものでした。
Digitech RP155オススメです。

予算的余裕がある人はRP255やRP355もいいかもしれません。



ワーミーをガンガン使う人はやっぱりペダルがあるといいですねぇ。



デザインはRP355がカッコイイ。
アンプモデルも増えてます。

サウンドハウス

\ 激推し ZOOM G2 FOUR /

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