エフェクター、アンプセッティング基礎。
記事公開日: 2007年6月12日 / 最終更新日: 2014年4月15日
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基礎のエフェクター、アンプセッティング。
最近コントロールつまみの「基本」を知らない人が多いね。
BASS TRE MID などのEQつまみは基本的に「カット」か「ブースト」。
これを間違えるとドツボにはまる可能性が大きい。
コントロールつまみが「パッシブ」か「アクティブ」かによって
セッティングが変わってくるんだけど、ここではあえてそれを無視して
説明をしていこうかなー、なんて。
ほとんどアンプで歪ませる場合はアンプだけのセッティングなので、
まずはアンプ側がクリーンな設定で、エフェクターで歪ませる場合。
「なかなか自分好みの設定にならない」という場合は、
思い切ってアンプ側のエコライジングを諦める。これが一番早い。
アンプ側のBASS TRE MIDつまみを全部12時の位置にしてしまう。
で、エフェクター側で全てを決める。
エフェクター自体のエコライザにもよるけど、大体BASS TRE MIDは
装備されているはず。これがないエフェクターなら単体EQ買おう。
エフェクター側のBASS TRE MIDをまずは全部フルテン。
つまりMAXに設定しよう。
ここからいらない音域を「カット」していくセッティング。
まずはMIDからカットしていくほうがやりやすいかも。
「バンドアンサンブルの中での音抜け」を重視してセッティングしよう。
EのパワーコードをズシズシしながらMIDをカットしていくと、
ある一定のポイントで「シャリ」と「モコモコ」のバランスが取れる。
このポイントで一旦MIDの設定をやめて次はTREをいじる。
TREは1弦15フレットのチョーキングがキモチイイポイントで一旦あわせ、
その後Eのパワーコードで「シャリ」具合を決めるのがベストだと思う。
これは好みの問題だけどね。
BASSはあとはお好みで。「ボムボム」とEのパワーコードが
こもるようならBASSをカット、MIDを調整。
レゾナンスコントロールが付いていればBASSを下げ気味でも
レゾナンスをちょっと上げていけば音に厚みが出る。
TREもそう。プレゼンスコントロールがあれば、
TREをカットしていってMIDを下げても音の輪郭が作れる。
つまりエコライザでなんとでもなるのね、このあたりは。
アンプ側を歪ませてエフェクターを入れない場合は、
基本的にはBASSフルテン、MIDちょいカット、TRE8割で
ほぼ決まると思う。GAINの上げすぎは音がつぶれる原因にも
なりかねないので、歪が足りなければ思い切ってオーバードライブなどの
コンパクトエフェクターでブーストしてやるとキモチイイ音になる。
単純に「ドンシャリ」が欲しいだけならBASS、TREフルテン。
MID全部カットでもいいけどね。
前にも書いたけど「モダンヘヴィネス」は単純なドンシャリではないので
これを間違えると「あれ?なんか違う」となるんだよね~。
一般的な歪みコンパクトのモダンサウンド設定↓
まぁこれもエフェクターのキャラクタによって変わるんだけど。
2009.09追記*************
なんだか2年前はこういう考えだったんですが、
最近は変わってきてますw
最新版の失敗しないセッティングはこちらからどうぞ。
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