令和の今、万能な機材環境を構築するには
記事公開日: 2020年12月21日 / 最終更新日: 2020年12月21日
2,338views / monthこの記事は今月2,338回閲覧されました。
アンシミュ全盛の時代、チューブアンプは趣味の置物です。自宅でいい環境でチューブアンプを鳴らせて、マイクで拾えるならそれが最高なのは否定しませんが現実問題厳しいですよね。我が家でも50WフルチューブアンプでVOL50%無理です。以前は412キャビを鳴らしていましたが、結局アンシミュが気軽なんですよね。
安いトランジスタアンプや、小ワットのフルチューブコンボ、パワードスピーカー(FRFR)なんかも自宅家では選択肢になると思いますが以前からいっている通り私のオススメはモニタースピーカーです。
LINE6のPower cabやHeadrushのFRFRもいいでしょうけど、値段が結構する割にはモノラルですよね。ステレオで音を出す気持ちよさを一度知ってしまうと家ではステレオ環境を整えたほうが幸せになれます。
以前からオススメしているモニターが、私も利用しているJBL305ですね。最近はパッシブボリューム付きが出ているからより一層初心者向けに。
基本的にスピーカーのVOLはMAXにしておいて、パッシブコントローラーで絞る感じ。電源はいちいち後ろのスイッチを押すのが面倒なので、主電源装備のマルチタップにスピーカーを挿して置けば楽ちんです。
この主電源があるマルチタップにアンシミュマルチエフェクターを挿しておけば、電源管理も一括で行けてしまう楽さ。自宅では弾こうという気持ちがあるときに気軽に弾けることが一番重要だと思ってます。
肝心のアンシミュはもうほぼ好みで選べばいいんじゃないかな、位のクオリティです。IR(インパルスレスポンス)が使えて2048ポイントまで読み込み出来るなら、どれを買っても大きな差はありません。アンプモデリングやエフェクトの質感も圧倒されるのは一部上位モデルのみ。10万円以下の予算ならもっともカタログスペックの高いBOSS GT-1000 COREあたりで良いんじゃないでしょうか。
個人的には今この種のマルチは過渡期にあると思っているので、安いもので済ませておくのもあり。その場合は操作のかんたんなZOOM G6あたりが良いと思います。音作りの基本はこれくらいからが良いと思いますね。タッチ液晶なので、スマホ感覚で音作りが完結するのは大きなメリット。
数年以内くらいにどんなモデルもフルカラー液晶を搭載してくるでしょうし、エントリーモデルから上位モデルまでタッチ液晶が導入されるのも時間の問題と思ってます。
とまぁ、自宅環境でいい音で気持ちよく、それでいてレコーディングしたいなと思ったときにすぐ対応できる。となるとアンシミュマルチ+モニターSPなんですよね。