今買えるゴール機材(歪系)
記事公開日: 2020年8月26日 / 最終更新日: 2020年8月26日
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アンプ系と同じっぽい香りはするのですが、ゲインを足すものから単体で激歪まで色々ある中で一点集中、一点突破な機材を紹介しようかなと思ってます。
歪み系のゴール機材
MXR EVH5150 Overdrive
まさに一点集中。ハイゲイン改造Marshallっぽいサウンドしかでない。オーバードライブと言いながら結局単体で音作りをするほうがいいやつ。値段は2万オーバーながらめちゃくちゃちゃんと効くノイズゲートが搭載されているので、結局長い目で見れば安いという判断になる。
マーシャル系のサウンドをどこでも欲しい人向け。
MAD PROFESSOR ONE
これもブラウンサウンド以外一切でない。歪み始めが早いので単体で歪み切るタイプのペダル。リヴァーブ搭載なのでこれ一台でほぼ音作りが終わる。MXR5150と比較するとこっちのほうが歪みが深い。ノイズ問題は単体で解消できないのでノイズゲートはないと結構しんどい。
ま、私はすでに手放したんですけどね。Riot買うよりはOneでしょ、という気はします。なのでRiotはゴール機材ではないと思ってます。
TC ELECTRONIC / TUBE PILOT OVERDRIVE
12AX管搭載のオーバードライブペダルはこの値段で十分使えるものだと教えてくれる一台。チューブバッファーとして使うことでボードが完成する。そういったゴール機材。単体でしっかり歪ませようとか、音作りの要にしてしまうとブーミー過ぎて使えない。塩コショウよりも、もっと薄っすら使う感じ。
ケンタ系を一台買う、というときに選択肢に入れても良い感じ。味付けという意味合いが分かっているなら。ですが。
STRYMON / SUNSET
完全なゴール機材。OD-200買う予算があればSUNSET買おう。Strymonが考えるStrymonケンタウロスや、Strymonが考えたOD-1などが搭載されているといえば良いのだろうか。オーバードライブというくくりすら考えさせられるペダル。A・Bチャンネル同時使用は当然ながら「片側はブースターとして、もう片方はメインの歪として」使うことができるので、どんなアンプが来ても様々な歪を作り出すことが可能。
Fenderのクリーンアンプがリベラに化ける、オールドマーシャルが改造マーシャルになる。それくらいのゲイン量。それでいながら「SUNSETならではの音」ではなく、アンプの歪みの延長が作れる稀有な機材。癖がない。
ノイズゲートも搭載しているからノイズなんて気にしない。単体機のノイズゲートに迫る完成度、というか1万円前後のノイズゲートなら相手にならないクオリティ。ゴール、誰がなんと言おうとゴール。音作りの幅広さはRiverside以上。