ZOOM G1 fourの同時使用エフェクト数の限界を超える
記事公開日: 2020年5月16日 / 最終更新日: 2020年5月18日
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ずっと考えていたことを実行しました!
めちゃくちゃやすいし使い勝手最高、音も良いのに同時使用エフェクトが5しかなくて、アンプやキャビで同時使用エフェクトが埋まってしまうと嘆かれていたZOOM G1 fourですがこの方法を使えば同時使用エフェクト数は実質無限です。ディレイ・リバーブ・コーラス・フランジャー・フェイザーも同時に掛けることが可能です。
ZOOM G1 fourの同士使用可能エフェクト数5、なんてのは一切考えなくて良くなります。というかアンシミュ+同時使用可能エフェクト数に制限があるものなら何にでも応用出来るはずです。
ZOOM G1 Fourを400%活かす
そもそもZOOM G1 fourは価格がぶっちぎり安いので、同時使用エフェクト数が少なくてもそりゃまぁ仕方ないちゃ仕方ないんですが、
G1X Fourだとペダルエフェクトも1スロット使っちゃうからもう音作りの自由度はどこへ行ったの?という話になりかねない。そこで出てくるのがこれ。
BIAS FX2です。えーそれ反則だわーと思った方もお付き合いください。
実際の使用例
ZOOM G1 Fourにデフォルトで入っているプリセットも、このようにもうすでに同時4つのエフェクトを利用していますね。ZNR+OD+アンプ+キャビで4つ使っちゃうと、ディレイとリバーヴを同時に使えませんし、ディレイとフランジャーを同時に使うこともできません。
が、しかし。ZOOM G1 fourのOUTからオーディオインターフェイスへ、オーディオインターフェイスのモニターアウトからモニタースピーカーへ出すことで、同時使用エフェクト数5の限界を超えることができます。
G1 Fourが内部DSPリソースから解き放たれるのです。
BIAS FX2側のアンシミュ・キャビシミュをOFF!!!たったこれだけです。BIAS FX2に接続する場合は、アンシミュ・キャビシミュはハードから利用するわけなのでこういうことが出来るわけです。
このようにZOOM G1 Four側のキャビシミュを切ってBIAS FX2のキャビシミュを使ってもOK。ちょっと音は遠くなりますけどね。
どうでしょう。無限の可能性を感じませんか。外部IRが使えるBIAS FX2 Proなら更に面白くなるはず。これ、つまりは自宅に好みのプリアンプがあれば同じようなことをしてやればいいんです。
今ハードの機材がDS-1Xしかなくて~。
そういう場合もDS-1Xをオーディオインターフェイスに打ち込んでBIAS FX2でキャビシミュをONにして使えばいいんです。このやり方さえマスターすれば巷に眠っている「当時評価が最悪だったプリアンプ」も生まれ変わります。
レガシィなあの機材やあの機材も、家でガッツリしゃぶりつくせるはず。しばらくはヤフオクに目を光らせないといけませんね。
注意:やったらやばい使い方
一つだけ要注意のやり方が存在しておりまして・・・。
ZOOM G1 fourでアンシミュ・キャビシミュをOFFにして、
BIAS FX2を通常通りアンシミュ・キャビシミュをONにすると、
致命的な大音量ホワイトノイズが発生します。ご注意ください。色々試す場合はモニタースピーカーを壊さないように小音量から遊びましょうね。
ZOOM G1 fourプリセット
オマケです。参考に音作りしてみてください。