HEADRUSH / PEDALBOARD (HR-EFX-001)が出ますね
記事公開日: 2017年8月17日 / 最終更新日: 2017年8月17日
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HEADRUSH / PEDALBOARD (HR-EFX-001)がいよいよ出るようです。実売14万円くらい。
LINE6 HelixやAxe、Kemper、BIASなど色々ありますが久々の「新人」です。実のところElevenrackを開発していたところが噛んでいるので、音の方は概ねElevenrack準拠なのではないかなと予想します。
内蔵されているアンプモデルは33種、キャビネットモデル15種でマイクは10種とのこと。
エフェクトモデルとしてはディストーション6種、ロータリーエフェクト8種、ダイナミクス/EQ5種、モジュレーション11種、リバーブ/ディレイ7種、エクスプレッション5種が利用できる様子。同時使用可能数は見当たりませんでしたが、それなりに使えるんじゃないかなとかなんとか。
Eleven® HD Expanded™ DSPソフトウエアがクアッドコア・プロセッサーによって動作するとのことなので、音の方は良いんじゃないでしょうか。Helixを超えてくるとありがたいんですけどね。UIはタッチパネルなので、マルチエフェクターが苦手な人にも使いやすそうな感じ。
HEADRUSH 搭載アンプモデル一覧
59 TWEED DELUXE
59 TWEED BASS
64 BLACK LUX VIB
64 BLACK LUX NORM
64 BLACK VIB
65 BLACK SR
65 BLACK MINI
65 J45
66 AC Hi BOOST
67 BLACK DUO
67 PLEXIGLAS VARI
68 PLEXIGLAS 50W
69 PLEXIGLAS 100W
BLUE LINE BASS
82 LEAD 800 100W
M-2 LEAD
SL-100 DRIVE
SL-100 CRUNCH
SL-100 CLEAN
92 TREADPLATE MODERN
92 TREADPLATE VINTAGE
93 MS30
RB-01B RED
RB-01B BLUE
RB-01B GREEN
82 LEAD 800 BASS MOD
89 SL-100 EXT RANGE
82 LEAD 800 BRIGHT
67 BLACK SHIMMER
59 DELUXE GAIN MOD
68 PLEXI EL84 MOD
66 AC HI BOOST MOD
69 BLUE LINE SCOOP
ざっと見る限りガシガシのメタルなイメージはないですね。ただ主要どころはきっちり抑えているので、Elevenrackのようなことにはならないと思います。外部IRも読み込み可能なので、可能性の大きさは感じられるところ。 実際に好きな音、というのは概ね決まってくると思うので33種もあれば充分そうです。
一つちょっと残念なのはディストーションモデルに含まれるのがこれだけ。
WHITE BOOST
GREEN JRC-OD
DC DISTORT
BLACK OP
TRI FUZZ
8-BIT CRUSH
うーん、もうちょい著名どころ欲しいですね。
サイズ感とか
約59.9 x 28.4 x 7.4cm(W x D x H)の約7キロ。Helix LTが53.0×30.3×9.3cmの5.7キロくらいなので、ちょうど競合になるんじゃないかと。価格的にもかなり近いものがあります。Helix LTは62×アンプ、37×キャビネット、16×マイク、104×エフェクトなので随分選択肢は広がります。
まとめ
Helix LTとガチンコ価格帯なんですが、Helix LTは現在最安値¥129,384 (税込) なのでHEADRUSH / PEDALBOARD (HR-EFX-001)がややお高い。かつてのElevenrackのように公式がやる気がない、と判断されれば価格がだだ下がりになるような可能性はあります。
どれくらいのユーザーを囲えるか。他社との違いを明確に打ち出せるのが「タッチパネル」だけではお話しにならないので、今後ラックモデルなんかは出てきそうですね。