CARVIN V3がキター。
記事公開日: 2009年10月20日 / 最終更新日: 2017年7月13日
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ついに来ました。CARVIN V3。
早速設置して一枚。
予想していたよりもちょっと大きいか?
パネルはつや消しのねずみ色で、微妙にダサイ。
しかし、マスターボリュームなどマスターセクションが充実しているからコレに。
PEAVY 6505と最後の最後まで悩みました。
マスターボリューム付きで、マスターセクションにはアクティブイコライザー装備。
チャンネルごとのイコライザーはパッシヴタイプ。1Mのポットが使用されている様子。
DEEPコントロールは低音を、BRIGHTは5kHz以上の高音を触る感じ。
MID CUTはややドンシャリ~シャリシャリまで幅広い。
KRANKのSWEEPとは別物のコントロール。特性がまったく違います。
KRANKの場合はBASS TRE MIDに相互作用するんですが、
V3のMID CUTはそれ単体で効果を発揮。
モダンな音には全然なりませんのであしからず。
MASTERを3くらいが我が家の限界値。
ハッキリ言って50Wにしても3dbの違い。めちゃウルサイのは仕方ない。
この音量ではノイズもさほど気になりません。
MASTER 1くらいでも小音量でしっかり歪んでます。
結構雰囲気のある音なので、小音量でも割と遊べるんじゃないかと。
音質は湿った感じで「ジュブー」というひずみ方をします。
カラっとしたサウンドが好きな方にはオススメできないですね。
モダンな音ではないのに、しっかり音作りをするとデスメタルみたいな音も。
クランチは凄まじくいい音がしますね。ストラトを掻き毟りたい感じです。
モダンではないけど「イカツイ」音が出るのがCARVIN V3といったところでしょうか。
まだこれは最初のイメージなので、スタジオで使うとまた違うかも・・・?
中をのぞくと、EL34は全てグルーブチューブですが、
プリ管はところどころ違います。その理由は裏面。
要約すると、「換えて音の違いでも楽しめばいいじゃないか。」みたいな。
パワー管は6L6GCに交換可能なようです。
バイアスキングが欲しい・・・。
100Wと50W切り替えができますが、
音の良さは100Wの方が良く感じたので今は100Wに設定しました。
ラインアウト装備、エフェクトループもシリーズ・パラレルと2系統。
フットスイッチは別売りですが、BOOST機能やMIDIを使わないなら要らないかな・・。
重量も軽く、なかなかいい買い物でした。