フルアップトーンを自作する。
記事公開日: 2007年10月11日 / 最終更新日: 2014年4月15日
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フルアップトーン。トーンツマミを全開にしたとき、抵抗を通らずにバイパスとなるポット。
これが結構高い。1,800円~の価格でちょっと手を出しにくい。
しかしながら、トーンポットをバイパスした場合の音抜けは魅力的だ。
が、実際にはトーンポットを配線せずにバイパスするとコンデンサーを試せなくなるw
理屈上は単に「抵抗部分を通らないようにする」だけなので、
加工に踏み切ってみた。
加工前のトーンポット。まぁ500円程度なので惜しくは無い。予備もあるし。
まずは裏返してツメを外し、裏蓋を取る。
細いマイナスドライバーなんかがあればすぐに外れるはずだ。
ツメは4つある。
ハイ、ポロり。
ポットというのは「可変抵抗」なので全部仕組みは同じだ。
外周を抵抗素材がぐるりと回っていて、ノブを回すと、内回りの金属端子がグリグリ動く。
ただそれだけなんだが、これって考えた人すごいよね。
理屈上フルアップトーンがバイパスになるのは、トーンを全開にしたとき、
つまり画像ではポットの3つ付いている足の一番下にノブの端子が来たときだ。
なので、白矢印の部分の抵抗素材を削ればよろしい。
とりあえず確認のため蓋を戻し、ちゃんとフルアップ時に矢印のところにノブの端子が
来るかどうか見てみた。
?
あれ?
( ゚д゚)?
あれ?
なんかフルアップのときに 抵抗の上に端子が無い。
これは、どうなん。
まぁ一応削ってみたけど。
おかしいな。そもそもフルアップトーンの仕組み自体別物なのか。