Marshall MODE FOUR MF-350講座。
記事公開日: 2007年7月10日 / 最終更新日: 2017年7月7日
4,879views / monthこの記事は今月4,879回閲覧されました。
MF-350 Marshall MODE FOURを購入検討しているなら、
とりあえず買え。30万程度予算があるなら迷わずKRANKをオススメするが。
しかしながら、15万そこらの予算であればMF-350を買うべし。
この程度の予算で買えるアンプの中ではバツグンにつぶしのきくアンプ。
フルチューブと違って取り扱いも容易だし、煩雑な(?)扱いにも
ある程度耐えてくれるいいアンプだ。
当然エミュレーテッドラインアウトも付いているので
レコーディングなんかにも使えると思う。まだ試してないが。
ただ、ヘッドフォンアウトなどというものは付いていないので
自宅の環境によってはちょっと厳しいかもしれないが。
特に最小音量で鳴らしたときの音はクリーンはいいけど、
OD1とかOD2のチャンネルだと歪みの量が少なく感じるかもしれない。
そういう時はディストーションペダルをクリーンにつなぐか、
OD1チャンネルにオーバードライブをつなげば解決。
ウルトラハイゲインアンプながらもノイズはかなり少ない。
ライブで使用してもノイズゲートなどは全く必要がない。
一般的なライブハウス程度ならばキャビネットも1段で充分なので
このノイズの少なさというのは本当にありがたい。
キャビネットもベリンガーの相性がいいので、トータルで安い。
いまどき流行りの「モダン」な音は間違いなく出るし、
「クランチ」な音も当然手に入れることが出来る。
私が購入した価格は新品で10万を切るという超破格で買ったわけ
なので満足度も飛躍的に高いんだが・・・。
モードフォーを買うかどうか悩むくらいの人ならば、
おそらくモダンヘヴィネスが気になっているのか、Marshall初体験
ユーザーだと思う。
私自身、Mrashallはキライだった。
高校時代にスタジオで使っていたMarshallに悩まされてトラウマに
なっていたのもあるけど、それを払拭してくれる。
お金があってMarshallというのであれば迷わずJVMだが、
やっぱりはじめてのヘッド、ということであればMF-350のコストパフォーマンスは
かなり高いものだと思っている。
そろそろMF-350の「音」をMP3なんかにして公開しようとも
考えているので、そうなればもっとMODE FOURを買いやすくなると思う。
確かにKRANKなんかと比較すると、やっぱりトランジスタ感は否めないが、
初めてヘッドアンプを買う、もしくはあまりいいアンプに
めぐり合ってない人にはMF-350は期待を裏切らないハズ。
少なくともPANTERAなどが好きならば、好きな「音質」だ。
MF-350を買ってライブをしてみなさい。キモチイイから。