ZOOM G1onがiOS版 BIAS AMP2 + BIAS FXにどこまで迫れるのか
記事公開日: 2019年1月28日 / 最終更新日: 2019年1月28日
1,754views / monthこの記事は今月1,754回閲覧されました。
ZOOM G1 Fourが出たので、やっぱIR使えるなら欲しい。と考えながら島村楽器に昨日行ってきたんですが、残念無念。まだ置いてなかった。というか売ってさえ無かったです。田舎はホントこういうところがクソです。一気に欲しくなくなりました。
ということで、G1onでどこまでBIASに迫れるか実験することにしました。
前提条件
どちらも同じモニタースピーカー出し。ZOOM G1onはLINEアウト設定で。BIAS FXはスピーカーへ出力する設定で音出しをしました。ほとんど同じような状況下で真っ向勝負。G1onは5,000円程度、BIAS AMP2 + BIAS FXはiOS端末が必要なことから、持ってない人は初期投資するだけの違いがあるかどうかってところです。
MESAサウンド
MESAのモデリングはどこのメーカーでもそれなりの音が出ることで有名(知らんけど)ですよね。ZOOMのMESAモデリングはちょっと癖があるので、モデリングアンプ側のゲインは控えめ、ODを噛ませて音作りをしました。
BIAS側はAmp matchを使い、イコライザはフラットな設定で既にいい音になっているのでこの音にZOOM G1onを近づけていく感じにしました。
結論から言うと、ZOOM G1onのほうが同じ歪量だとノイズが酷いですね。ZNRでノイズリダクションを限界まで介入しないようにするとノイズがヒンヒン言います。ZNRをバシバシにかけると今度はデジデジするサウンドに。一方BIASの方は減衰がやや不自然ではありますが、ノイズは弾いてない間は殆ど気にならないレベルです。
AMP Matchを使わない場合
Amp matchを使わない場合はBIASのやすーいやつはIR使わないっぽいので。どんな感じになるかトライ。音はやっぱBIASのほうが良いですが、IRの有無が決定的な差になっている気がしないでもない。
結局キャビネットシミュってのはコンボリューションリバーブなので、乱暴に言ってしまえばスピーカーの特性をしっかり再現出来ているわけではないんですよね。
結論
ZOOM G1onは凄いぞ。やっぱG1 Four買って比較したいところ。G1onだってモニター出しするならIRキャビシミュを別途買って云々すれば絶対いい音になる。そう考えたらiOS端末やMac・Win持ってない人がわざわざBIASを導入するのはコスパが悪そう。
うん、やっぱ買って比較しないとダメだな!!!