独断と偏見で選ぶギタースピーカーキャビネット
記事公開日: 2017年5月3日 / 最終更新日: 2017年5月2日
8,422views / monthこの記事は今月8,422回閲覧されました。
※過去の我が家の状態です。
さて、GW終盤になってまいりましたがいかがお過ごしでしょうか。今回は独断と偏見で選ぶスピーカーキャビネットです。
PEAVEY 6505 Piranha 1×8
間違いなく8インチキャビネットではコスパともに最優秀賞だと思います。Orange PPC108とかもあるんですが、メタルやるならPeaveyで決まりですね。8インチだと結構ミドルにクセが強いキャビが多い気がするんですが、Peaveyのこの8インチキャビは素直です。
キャビネット自体の大きさ、というか奥行きが結構あるのでそれがメリットになっているのかもしれません。10インチ〜8インチのサイズだと正方形タイプを選ぶと間違いが少なくていいかもしれませんね。自宅レベルの音量だと、小型スピーカーにありがちなブリブリいう感じもあまりないです。
ENGL GIGMASTER CABINET E110
10インチキャビは選択肢として非常に難しいです。このサイズを買うなら112買うほうが確実に幸せになれますし、サイズ感的には最も微妙と言わざるを得ませんね。コンボアンプとしての10インチは結構好きなんですが、キャビだけで10インチを選ぶのは勿体無いかも。
ENGLだけあってしっかりした低音、腰のあるサウンドです。ただ、やはり12インチにはかなわないし、価格面や可搬性、スペースの問題から8インチにも勝てない。正直10インチサイズを買うのはちょっと待った、と言ってしまいますね。
Bogner 1X12 CUBE CLOSED BACK
12インチになると、物凄く選択肢が増えるんですが個人的にオールマイティに使えるBognerをおすすめします。メタルオンリーでセレッションは嫌いだ!という方はKRANK 112キャビを買うと幸せになれます。あれは非常にいいキャビネットですよ。中古でしか入手出来ないのが難点ですが、13,000円〜19,800円以内で買えるなら最高です。最強です。
低予算で選ぶならPeavey 112-6とかもアリです。CARVIN 112Vあたりも捨てがたい・・・。
Bognerの豆キャビはこれまた正方形に近いサイズで、容量も充分。ふくよかなトーンと、歪ませたときのサウンドキャラクターは流石Bognerだよね、という音です。値段がお高いので、下手すると212キャビも狙えるのが玉に瑕。
EVH 5150 III 212Cabinet
212キャビネットだと、GENZ最高なんですが新品で探すのは難しいということでEVH。Marshall の212キャビよりも芯のあるサウンド、ハイにより過ぎない音など結構好みのキャビですね。212キャビは選択肢も広いので、安いキャビでもいいとは思うんですよね。EVHほどお高いのは要らないなぁ、という場合はLaneyや、JCAのキャビもおすすめです。
頑丈でデカくて重くて容量たっぷり。 というのを選ぶと間違いは少ないかと。
可搬性の問題を考えると212くらいで限界。112キャビよりも広がりのある音になるので、自宅で弾く場合も112買うなら212買うほうがいいとは思います。それくらい私は212キャビ大好きです。
412キャビネットからは、エントリー無し! オススメのキャビがもう絶版だらけなので・・・。
敢えてオススメを出すならMarshall MF400とか、CRATE BV412、Hughes&Kettner Core Blade Cabineあたりですかね。412は家で使うにはデカすぎるし、持ち運びも大変。要らなくなったときに処分するのも大変なので最近はオススメしませんね・・・。