VHT special6 Ultraのチューブ交換
記事公開日: 2016年5月26日 / 最終更新日: 2016年5月26日
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VHT special6 Ultraの真空管を交換してみました。今回はパワー管を6V6からEL84へ、プリ管の12AX7をECC83へ交換です。
プリチューブはどこかのチャイナ管。これをグルーブチューブのECC83へ交換。プリ管もパワー管も刺さるようにしか刺さらないので、もっと気軽に交換すればいいと思いますよホント。
当然6V6とEL84には互換性がないので、変換アダプターをぶっさします。
VHT special6 ultraの場合、EL34や6L6も使えるように設計されている様子なのでそちらも気にはなりますが今回は純正アダプターでEL84という選択肢。
あっという間に完成。パワー管のキャビネットとのクリアランスがギリギリでちょっと怖い。
音の方はというと、当初の想定通りスッキリした低音になりました。歪ませた時の低音弦開放でややブーミーだった音が、えらくスムースな感じになりました。歪みの方もスカッと歪む感じでよりナチュラルなサウンドに。6V6 の明るすぎる印象がEL84にすることによってややダークな歪になりますね。
VHT special6 ultraのV1がクリーン、V2がウルトラチャンネル、V3がパワーとなっていますが、V1/Bはウルトラチャンネルの歪にも生きているということなので、V1・V2共にグルーブチューブのECC83へ交換となりました。
バイアスまでやりたいならこれとかも。